私たちは、フネンアクロスが掲げる「人命尊重」という企業理念の実現のために、人々が安心・安全で快適に暮らせる社会をつくることを使命と捉え、耐火二層管の専業メーカーとして、約30年にわたり世界に類のない排水複合管を社会に供給し続けてまいりました。
技術の発展により人々の生活が変わり、火災安全の目的を実現するためには、材料や部材のレベルから、室や建築物、都市のレベルに至る様々なレベルの対策が求められております。特に、最も重要な避難安全のためには、材料レベルの対策、たとえば、材料の不燃化や有害なガスの発生抑制等に関する研究開発が必要不可欠であると認識しています。これらは防災対策の基盤となる技術であり、その重要性は高く、今後も一貫して社会が抱える課題に経営資源を傾け、解決を図ることで成長を続けてまいります。
今、フネンアクロスは2024中期経営計画で掲げた社会的課題の中で、「既存事業の強化と新規事業の創造」「DXで経営改革の推進」「社員とともに成長を目指す」「Funen環境チャレンジ2024」に挑んでいます。
先人が残した歴史を誇りに思い、改めて見直しされつつある耐火二層管を強化し、これまでに蓄積したノウハウや知見を踏まえ、社内外で積極的に対話を繰り返し、協働していくことで、今までにない斬新な製品・サービスを生み出してまいります。
代表取締役稲葉 久敬